このページでは修理している時計についてちょこっとお話ししています。珍しいムーブや機構があったり時計への興味は底がありません。

2008.02.29
今日は防ビンをご紹介。作業中のムーブメントにホコリが入らないようにする為のものですが自分はプリンの入っていたビンを使用しています。工房には勿論ちゃんと時計用の防ビンもありますが、自分にはプリンのビンの重さがしっくりくるというか持った時の感触がしっとりしていて気持ちがいいというか、そして写真をご覧いただくとお分かりのとおり、うまい具合にキッチリと密封性は確保。もう全てが気持ちイイ。ちょっとしたコダワリをご紹介、でした。(あれ?主旨が?)
2008.02.28
本日はロレックス、Ref.16234、文字盤はソーダライトです。日本語で簡単に言うならば石の文字盤ですね。この文字盤、30〜40万円くらいします。万が一にも割ってしまったらと思うとゾ〜ッと寒気がします。ムーブメントに関しては特に困難な事はありません。ただただ文字盤に要注意なんです。
2008.02.27
本日はジンのクロノグラフをご紹介。文字などジンらしく視認性が高く、デザインも自分的にはレトロな感じでツボです。中身は比較的新しいCal.7750。個人的にはこういう外見はビンテージな感じで中身はしっかりとしたものでまとめられている組み合わせが好きなのでイヤたまりません。ちなみにクルマもバイクもこの手の組み合わせが大好物ですね。
2008.02.26
本日はオメガのダイナミックをメンテナンス中。この時計は70年代の復刻版ですが細部まで忠実に再現していないのでちょっと残念ではあります。ファンはそういうカユいところに目が届くような再現性を求めているんですがね。機能の方は基本ムーブメントとクロノユニットの連結部分が錆びてしまうといったウィークポイントがあるので、定期的にメンテナンスが必要な時計です。
2008.02.25
本日はIWC、GSTアラームをご紹介。写真左の上の竜頭がアラーム用ゼンマイ、下の竜頭は通常の機能を果たします。アラームの音色がチリチリと可愛らしいんですよねえ。しかしその可愛らしさとは裏腹になかなか硬派な複雑機能だったりするわけで、メンテナンスは慎重に慎重に...。
2008.02.24
さてカマクラです。もうバイクでガーッとブワーッと行ったり来たり。殺人的な冬の寒さも心地よくなって来ました。ここ最近はなぜか鎌倉に立ち寄る事が多くなって来まして密かにブームになりつつある事が自分でも分かって来ました。しかし冬の海の寒さは異常です。知人がサーフィンをしたりする話を聞きますが、この寒さで海ってオカシイです。さて帰り際にいつもの岩田コーヒーで暖をとって帰るとしますか。充電完了。
2008.02.23
さて本日はフランクミュラー、Cal.2671コンキスタドールのレディースサイズです。最近ではレディースサイズの機械式時計も結構増えてきまして、ただでさえ小さな機械がさらに小さくなるわけでこの小宇宙は疲れますね。あれ?なんか宇宙宇宙と最近やたらいっている気がしますが幻聴かしら?
2008.02.22
さて本日はオメガの二階建てクロノをオーバーホールしています。キャリバーは1140ですが、ベースにはキャリバー2892にクロノユニットを合体させたもので、2つの機械を修理する感じです。写真は最早なつかし映画になってしまった「インディペンデンスデイ」の宇宙船を想像してしまいます。つい最近の映画と思っていても10年経っているんですよねえ。時が経つのはホントに早いです。
2008.02.21
今日はオメガのアンティークをオーバーホールしています。70年代のオメガの機械は全てピンクゴールドです。60年代後半から70年代のオメガは何だかチャレンジ精神甚だしく、宇宙へいったり、デザインも新しい時代をもがくように模索していたりと今の自分たちから見ると興味深く面白いものが多かったりしますね。
2008.02.20
さて本日は、外装研磨(ポリッシュ)の写真をご紹介。左がポリッシュ前、右がポリッシュ後になります。ラグ(ケースの足)の部分にあったキズが無くなっています。その他の部分もしっとりとしたイイ感じにツヤを携えて光っております。とてもキレイになるんです。
2008.02.19
さて先日から集中していたら朝。集中しすぎてカラダが固まってしまっていたので、ほぐしがてらバイクでひとっ走り。まだまだ仕事は残っていますのでホンのちょっと束の間の休憩です。途中バイクを止め、酷使しすぎた目を閉じ、鼻にささるようなキンとした朝の空気を感じながら冬を体感。缶コーヒーをすすりつつなんだかイイ感じです。こういうのを早起きは三文の得というのでしょうか。いやあ昔のひひとはうううまいこといい言ったももも....寒い!
2008.02.18
本日はもう猛烈に仕事仕事です。写真の機械たちを全て組み付けます。そしてランニングテストもしなくてはいけません。さて集中集中!
2008.02.17
今日はオシドリピンの製作です。ロレックスのCal.2235レディースは、困った事に頻繁にリューズがスルッスルになってしまいます。その原因のほとんどがオシドリピンの折れによるものだったりします。今日は折れた芯をスチールの棒から削りだして圧入する作業です。こういうミクロな作業は時計職人としてのウデがなります。
2008.02.16
さて本日は部品ストックをチラッとご紹介。写真は全てジャンク品のブレスです。もちろん全て本物、集めるのも一苦労です。古いブレスなどを修理するときに役立つんです。
2008.02.15
さて本日もありがたいことに仕事シゴトに抜きつ抜かれつ切磋琢磨しております。近頃はCal.7750のオーバーホールが多く、仕事のほとんどになりつつあります。各メーカーがこぞってこの機械をベースに採用しているからなのですが、星の数程あるキャリバーのなかでこんなにも信用と信頼を勝ち得るだけのあるキャリバーはなかなかありません。いやスゴイもんです。
2008.02.14
さて本日はキャリバー2892、研修用モデルをご紹介。購入時は黄色のプラケースに入っていて文字盤も何もついていません。これをテクニカルシートとにらめっこしながら覚えていくわけですね。
2008.02.13
さて本日はパネライNo.90、パワーリザーブをご紹介。この時計はゼンマイの残量が一目で分かる便利な機械です。右の写真は内部構造。香箱から何枚かの歯車を経てゼンマイの残量を教えてくれます。ちょっとした便利を伝えてくれる為の作りをしているとこれぞ機械!という感じがします。小さなからくりですが見ていて飽きません。
2008.02.12
さて本日はお休みを頂いていて、オールナイトで音楽スタジオです。バイクに乗ってストレス解消というのも好きですが、ドラムを目一杯ヘトヘトになるまで叩くというのもオツなものです。そしてギターをコレでもかと大音量でかき鳴らすのもいいもんです。ま、ギター、ドラムどちらもヘタのヨコ好きゆえ、時々自分でもイライラしてしまいますがそこはご愛嬌。なんにせよドラムをポコスカ叩いたお陰で久しぶりにたっぷり汗をかく事が出来ました。毎日がデスクワークなので汗をかく場所には最適です。イイ感じにリフレッシュ出来ました。いよおし、また明日から頑張るぞ!
2008.02.11
本日も作業手順をちょこっとご紹介。写真はアンクルです。組み付けて注油するわけですが、爪石は大変小さいのでその先に油を注すのは大変指先がプルプルします。神経を集中させてスッと注すわけです。
2008.02.10
本日は作業手順をちょこっとご紹介。写真は輪列です。奥から2,3,4番車とガンギ車の順番で並んでいます。それぞれ芯がしっかり入っているか確認し、動作をチェックしたらネジを締めます。気をつけながら作業します。
2008.02.09
本日はロレックスなどの研磨後をご紹介。写真はカルティエ、パネライ、そしてロレックスのコンビブレスです。ご覧のとおりピッカピカに仕上げてあります。そして研磨中に一番作業がしやすいのはロレックスだったりします。そうです、実はロレックスはパーツが研磨される場合の事も考えてデザインされているんです。そこまで考えている事に驚嘆です。スゴイ!
2008.02.08
さてさて本日はロレックスのニューデイトナでございます。写真はクロノユニットです。機械好きにはたまりません。こうギュッと詰まった小さな宇宙。耳を澄ませばチックタックと力強い鼓動。「コイツ、動くぞ?」なんて独り言をつぶやきながらしばしキャンプファアイヤーの火を眺めるように、暫くの間ポーッとしてしまいます。キッチリ仕事をこなし、スタッフに一言、「お客様に届けてくれよ。これはイイものだ。」
2008.02.07
本日はエルプリメロのお話。写真は天府をクローズアップしてします。右がロレックスでの天府。大きさの違いがお分かりでしょうか。振り子原理を最大限に利用する為大きくし、尚かつ精度を高めてしまうあたり、ニヤリとします。元祖はもちろんゼニスですが、ロレックスはさらに改良を加えて進化させていくわけです。いやはや感服しちゃいますね。
2008.02.06
本日はパネライのルミノールベースのチタンコートです。キャリバーは6497、手巻きの懐中時計に使用される機械でもあり、でっかいです。インパクト大です。使用するドライバーも普段よりサイズが大きいです。精度も良いのでかなりオススメの時計です。
2008.02.05
パネライNo.107、レガッタ2001をご紹介。左写真は巻上車と切換車ですが肝心の芯が摩耗してしまいました。原因は単純で単なる油切れなのですが、困った事にパネライのキャリバー7750では頻繁に起きてしまう事が問題です。やはり定期的なメンテナンスは必要なようです。
2008.02.04
パネライNo.61です。といってもこれはワタクシのですが。かなり愛でてきたため、結構汚れてきました。コイツもそろそろオーバーホールが必要なようです。さて右写真は昨日の事務所からの眺めをパシャリ。関東は2月に入っていよいよ冬の真骨頂を味わうハメになっているのですが、北海道の方々にしてみれば「甘い!ヌルいわ!」と思われるかも知れません。しかしまあ寒いです。今月はこんな日が何度も訪れるようなので時計をはめている時は外気と室内の温度差には気を付けてください。特に防水精度の設定が低い時計は要注意です。気がついたら軽くタオルなどで拭いてケアする事をおススメします。
2008.02.03
パネライNo.104です。機械の外周の枠が大きい為にテスターがなかなか数値を拾ってくれません。手強い相手です。
2008.02.02
本日はパネライNo.50をご紹介。画像は一受けと輪列受けとが一体のキャリバー7750。この手の一体型は2,3,4番車など覆い被さっていて手を入れずらかったりと結構組み付けにくいのですがこのキャリバーに限ってはそういうことが無く、なかなか素晴らしい構成をしているんです。昨日に続き本日のパネライもナイスなムーブですね。
2008.02.01
パネライのメンテナンスキャンペーンが本日から始まりました。絶賛受付中ですのでお気軽にお問い合わせください。またロレックスのメンテナンスキャンペーンも1ヶ月延長致しましたのでこちらも絶賛受付中でございます。さて本日はパネライNo.74をご紹介。これはキャリバー400の機種で、エルプリメロがベースになっています。ローターにパネライの彫刻が刻まれていたりと高級感もあります。見えないところにまでこだわるあたりがニクいですねえ。

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